2007年6月30日 21:21

 現代のストレス社会では、<のむ> <うつ> <かう> が合言葉のようです。<のむ>はお酒ではなくて、胃腸薬に胃カメラ。<うつ>は博打ではなくてうつ病。<かう>は楽しみではなく、宝くじ(一攫千金をねらい、会社とおさらばするため)だそうです。なんともリアルすぎて、また悲しすぎて、笑えない社説でした。

    そこにいるだけで

    この石ころだって、
    きっと、
    なにかの役に立っている・・・

    自分の価値は、
    自分で決めるしかないけど、

    世の中にあるものは、
    自分も、みんなも、

    きっと、
    どこかで、
    なにかの役に立っているんだ。

 上文は少し元気のなかった私に、友達がくれた本の中の一文です。読みすすめていくうちに、心がほんわりと軽くなり、温かい気持ちになっていきました。そして、こんな気持ちを思い出させてくれる友達がいてくれたことに、とても感謝しています。そして、この優しさの輪をもっともっと繋げたい。そう、ストレスになんて負けないで!世界中の一人一人みんなが、大切なたった一人。きっと、どこかで、何かの役に立っていますから。

 毎年恒例となりました、平和への祈りを込めて広島への千折鶴折りがはじまりました。私は戦争を知りません。しかし、戦争は絶対にあってはならないということだけは理解しているつもりです。私の折る鶴はほんの小さなものですが、でもでも平和への思いを込めて折るつもりです。湯村に来られた皆様もどうぞあなたの思いを込めた一羽をお願いできませんか?

 明日から文月。夏がやってきますね。夏はアウトドア盛り沢山。でもみなさん、紫外線防止はお忘れなく。そして私のお誕生日もやってくる!げ〜恐ろしや〜!ついにあの数字が目の前に・・・。このことはお忘れくだされ〜。

 

2007年6月14日 21:00

 今日は雨。あらあら、もう6月も中旬。そろそろこちらも梅雨入りでしょうか?どうしてこの長雨を梅雨と呼ぶのかご存知ですか?実は私も知りませんでした。ところが、小学5年生の国語の本読みで、なんと解明されたのです。

 日本で雨が降り続く6月から7月初めの頃はちょうど梅の実が熟すころである。このことから“梅、雨”と呼ぶようになったそうです。梅好きの日本人の生活に根ざした分かりやすい説明ですよね。

 ふ〜ん、本読みも役に立つものですね。一年生くらいなら短い文だし、親も本読みを聞くのが嬉しかったりして。でもでも、高学年になると文も長くなり、ついつい片手間に本読みを聞いている(ごめんね、娘達)。母は少し反省しました。

 湯祭りは娘の稚児姿に感激し、子供達は出店に繰り出し、綱引きは仲良く引き分けで賑やかなうちに終わりました。かくれんぼ大会も我がさんきんにはスーパーマリオ女子大生軍団、ゲゲゲの鬼太郎ファミリー、お嬢様ファミリーが賞品をゲットすべく、仮装を楽しむべく参加されました。“可愛いね〜”“似合ってる〜”“凄〜い”と感嘆しておきながら、とほほ、この日記に載せようと思っていた写真を撮るの忘れちゃいました・・・。感動もほどほどにしないと。

 紫陽花の花びらの色濃く綺麗な湯村温泉ですよ。かじかの鳴き声も聞こえます。蛍はもうすぐかな?思わず“蛍の光〜窓の雪〜”しかし、この明かりでは勉学は厳しいかも?と思いつつあの幻想的で優しい光、待っていましょうね。さんきんから歩いて何歩の川で見られますよ。


2007年5月31日 23:30

 こんばんは。あっというまに五月が過ぎようとしています。長女は自然学校から元気に新しい友情を育み帰ってきました。次女は授業の一環として社会見学、新温泉町を探検して帰ってきました。三女は今週給食センターの見学があります。やはり人間頭でいくら考えていても、頭でわかったつもりでいても、自分の手と足全身を駆使して実践体験することが一番だと思っています。

 それは私自身の若女将のお仕事も同じで、いくら接客やマナーの本を読んだとしても、実際にお客様とお会いしお話をし、心と心の触れ合いから得るものがとても大きく感じるからです。娘達を含め、未来を担う子供達には、人間と人間がぶつかりあう現場にどんどんくりだして欲しいと希望します。

 先日、80歳の御夫婦がさんきんに滞在されました。まさにおしどり夫婦で、足をかばう御主人を優しく支える奥様。お二人で昔話に花を咲かせながらゆっくりとした時間を過ごしておられました。その中で“よー私らも80歳まで生きてこられたもんやな〜。ほんまにありがたいことやわ。色んなことがあったけどな〜、やっぱりな、人と人はつながっとる。えーことしたら、えーことが返ってくるわ。悪いことしたらあかん。いつかどこかで悪いことが返ってくるわ。正直に真面目に生きるのがええねん。そやな〜。”なんて話しながら食事をされているのです。

 こうやってしみじみと人生を悔いなく振り返れるってなんて素敵、なんて素晴らしい御夫婦!その上、人生の大先輩は私にまでも優しく奏でるように大切なものを心に刻んでくれたのでした。ありがとう。もしもわたしの心に迷いが生じたら、思い出します、お二人を。今はまだ現在進行形の私ですが、いつかゆっくりと、こんな時間がもてたらな〜なんて思っています。

 いつまでも、いつまでも手を振ってくれた80歳のおばあちゃん、いつまでもお元気で。そしてまたお揃いで会いに来てくださいね。

 PS.一週間姉のいない間、今頃何してるかな〜?怒る人がいないのも寂しいもんだな〜。また、寝る前に壁に飾ってある姉の写真に“おやすみ”と言っていた妹でしたが・・・帰ってくるともう喧嘩?あれは何だったの?まっいいか姉妹だもん!

   

今を盛りと咲き誇るおじいちゃんの手がける花々です。

さんきんの玄関を彩っています。

 

2007年5月21日 23:35

 こんばんは。吹く風が夏を感じさせる爽やかな毎日です。夜になると、どこからか何やら音?声?が聞こえてくるのです。なんだろう?かえる?違うな〜、きりぎりす?それは秋、違うな〜、ふくろう?聞いたことないでしょう、違うな〜、そうそう、この細くて高くて透き通る声は・・・そうです、かじかでした!湯村の夜にそっとさりげなく耳に優しく届けられます。月明かりに読書をしながら涼しい音色をお楽しみ下さいね。

 我がさんきんにも、ワンニャン夢ハウスのご利用者がいらっしやいました。やはり愛犬大好きの方で、旅行をするなら是非わんちゃんも一緒に!と、出来たばかりのワンニャン夢ハウスをネットで探され、そしてご主人もわんちゃんも湯村温泉旅行の運びになったそうです。

 全国のわんちゃんの施設をご利用されている方で、色々とお気付きの点も伺いました。また参考にしていただけたらと、要望や希望をお話ししてみようと思っています。その時はよろしくお願いします。

 にっこり嬉しいメールが届きました!それは、昨年11月に来られたお客様から頂いたメールで、無事に元気な男の子を出産され、只今育児奮闘中だそうです。思い出しました。初めての妊娠に大きくなったお腹を大事そうになでて、それをそばで優しく見守るこれから新米パパになろうとしている旦那様。やった!おめでとうございます。

 “さんきんのお湯につかると元気な赤ちゃんが生まれますよ”あの日私が言った約束が果たせてよかったです。母も私もさんきんのお湯で元気な赤ちゃん三人生みましたから。それにお客さんまでも。これは間違いない決定事項でしょう。温かな気持ちにさせてくれるメールどうもありがとうございました。息子さんのこれからの健やかな成長と愛いっぱい、笑顔いっぱいの家族になれますように!湯村から願っていますね。

 

 今日から長女は自然学校に旅立ち、土曜日まで一週間海に山にくりだし、友情を深め自らを切磋琢磨し、ひとまわり大きく成長して帰ってくれると信じています。(ちょっと、かっこつけすぎ?)

 

 とはいえ、子供本人よりいらぬ心配をついしてしまうのが親心・・・(は〜、子離れできるかしら?)一週間も会えないのは寂しいけれど、元気に帰ってこいよ〜

 

 そんなこんなの一週間がはじまりました。さあさあ笑顔でよろしくお願いしま〜す。

 

 

 

 

2007年5月11日 19:10

 こんばんは。風薫五月、すでに立夏も過ぎ新緑が目に眩しい今日この頃です。

 ゴールデンウィークには、沢山のお客様にさんきんにお越し頂き本当にありがとうございました。荒湯も足湯も温泉も人!人!人!だったようですが、おくつろぎ頂けましたでしょうか?

 この爽やかな季節、湯村は山々の木々から、春来川のせせらぎから、マイナスイオンが生命の息吹が溢れでているようです。“おいでんせえ、湯村に”の世界ですね。 

 そしてお客様と同じく、感謝しなくてはならない女性陣が!それはまさに、さんきんのスーパー女中おばちゃんです!来られるお客様皆さんに、あのほのぼのとした湯村弁で、“えっ?知り合いなのかしら?”と思ってしまうほどにフレンドリーに話かける、とても気さくで優しいおばちゃんたちです。このスーパー女中おばちゃんなしでは、さんきんはありえないのです。長いゴールデンウィーク中、ありがとう!おばちゃんの笑顔が私達をお客さんを元気付け、癒してくれるのです。

 さあさあ、長いお休みも終わり、これから仕事も学業も本番です。明日も笑顔ですごしましょうね。もちろん私も、そしてあなたも。そしてリフレッシュし

たくなったら、さんきんへ。いい味出してるスーパー女中おばちゃんに、会いにきませんか?


2007年4月22日 14:03

 こんにちは。うららかな春の日が続いています。“ママ半袖着たいよ!”と娘達の声が聞こえてきます。

 そして毎年恒例のごとく、新一年生が湯村中をかけめぐっています。帰って来るやいなやランドセルを置き、“遊ぼー!”の声に誘われて元気にかけて行くのです。

 ピカピカの一年生が嬉しいのでしょうか?少し大人びた気がするのでしょうか?まだまだこの春の風物詩は終わりそうにありません。

 さて、この写真、小さくて見えにくいと思いますが、湯村温泉春来川に放流している鯉であります。湯村の皆が愛してやまない鯉。ここはさんきんの向かい側にある橋の下です。ほとんどの鯉は荒湯付近にいるのですが、この橋の下は鯉にとってはパラダイス。ふと気が付けば鯉にえさをあげている、産卵しやすいように土手を築いてあげる、春のこの時期・・・せまりくる産卵を皆が見守っています。
 (特に父は鯉のための奉仕は惜しまないんです!大好きですから。)

 湯村に来られた際には、是非ご覧下さいね。可愛いたまごにもあえるかも?

 来週はついにゴールデンウィーク到来。どうぞお気を付けて湯村にいらして下さいね。そしてどこにいらしても、皆が思い出に残る旅行となりますように。

 

 

2007年4月13日 18:30

 もうタートルネックは暖かすぎて、淡い色の洋服を着てみたい、素足にサンダルはいてみたい、そんなすっかり暖かな春になりました。

 私がこの春一番に楽しみにしていた光景!我が家の三姉妹がランドセルを背負い、揃って通学する姿。ありがとうございます。念願叶いました。

 優しく一年生を連れていくお姉ちゃんに、ぴょこぴょことついて行くピカピカの一年生。途中まで6人なのですが、なんと半分の3人が我が家の子供達です。ほのぼのとした田舎風景でしょう?そこに湯けむりも加わって、まさにここが湯村温泉なのです。

          

 湯村温泉スタンプラリー(春来てっぺん・夢千代館・杜氏館・但馬牧場公園・リフレッシュパークゆむら・北東駐車場の中からお好きな所3ケ所以上めぐると、オリジナルトートバッグがもらえます)も好評です。

 このトートバッグ、実はゆむらなでしこプロデュースなんです。実際手にとってみると、なかなかキュートなトートバッグです。スタンプラリーも、プレゼントとしてはGOODなセンスですよ。数に限りがあるそうですから、お早目にゲットして下さいね。

 旅行計画中の皆さん、ゴールデンウィークの予約はお早めにどうぞ!行きたい日にちが決まったら、とりあえず予約して部屋を確保しちゃいましょう。お料理は後日でも、どこの旅館でも受け付けてもらえると思いますから。ワンニャン夢ハウスで、犬も猫も大満足!もりだくさんの湯村温泉でおまちしています。

 

2007年4月5日 22:50

 こんばんは。もう季節は春!長らくご無沙汰しています。ご想像の通り実家でリフレッシュ春休み過ごしてきました。お友達とランチしたり、春の宴を楽しんだり、お買い物したり、皆でお花見に行ったり、子供達と夜のトランプに興じたり。楽しい時間を頂いたのですから、湯村に帰ったら仕事に励まないわけにはいきませんね。へへへ。

 そこで、三大庭園である岡山の後楽園の五部咲きの桜をご覧下さい。後楽園とその横の旭川の土手沿いの見事な桜並木です。そして岡山烏城です。少し見にくいでしょうか?

        

 晴れの国岡山はいつも青空で暖かく、湯村への帰り道、なんと黒尾峠の山々は白く、いつの間にか空は灰色に。その上、あられまでも・・・。助手席に乗っていた娘が「同じ日本でどうしてこんなに違うだ?」「本当にだな〜」「誰が山陰、山陽の名つけたのか?」まさにその通りと感心しながら帰路についたのでした。

 春ららら!!春の優しい風に誘われてお出かけしませんか?待っています、湯村温泉で。待っています、さんきんが。そして、春ららら!!我が家の末っ子もピカピカの一年生!


2007年3月22日 22:43

 こんばんは。『なんてったって若女将』のブログを読んで頂いている方はご存知かと思いますが、王子製紙株式会社米子工場に行ってきました。もちろん、私達湯村温泉で使用した割り箸をリサイクルに利用せてもらうためです。まさに“百聞は一見に如かず”。想像をはるかに超えた大工場でした。まるで社会見学をしている小学生のように、その巨大な機械&プロセスに(気が付けば、口が空いてました)感嘆したのでした。

 そして強く強く決意したこと。地球を守らなくては!出来ることからエコ活動実践しなくては!米子工場に持ち込んだ私達の割り箸は微々たるものだけど、一人一人が気をつけて皆で協力できたなら、きっと大きな力となるにちがいありません。もちろんこれからも割り箸リサイクル続けます!

 先日、新一年生を対象にした“新一年生の集い”というものがありました。そこで心に残る言葉に出会いました。それは馬場町長がおっしやったのですが、「過去と他人は変えられないが、未来と自分は変えられる。」というものです。

 これだ!近頃の私はこの言葉を探していたように思います。それまでうつらうつら(日頃の睡眠不足か?)していた私(馬場町長ごめんなさい)ですが、この言葉を聞いた途端、お話に聞き入ったのでした。

 今日は小学校の卒業式、明日は終了式、明後日はゆめっこらんど(幼稚園と保育園)の卒園式。三女の娘もいよいよ卒園・・・。毎朝手を繋いで幼稚園バス停まで行くのも、お昼にお迎えに行くのもあとわずか・・・。握る手に知らず知らず力のこもる母なのでした。卒園式の音楽を思い出すだけでかなりやばい夫婦です。

 ご卒業、ご卒園のみんな、そのご父兄の皆様おめでとうございます。子供達の健やかな成長を感謝の気持ちを込めてお祝いしましょう!そして自分らしく旅立てるよう、温かく見守ってあげましょうね。

 

2007年3月14日 17:35

 こんばんは。寒の戻りでしょうか?3月になってからの方が寒さがこたえませんか?暖かさに慣れると、この山陰の冷たい風が身にしみます。

 毎日色々な事がありますね〜。と、私やっと気が付いたというか、生きていく知恵と申しましょうか?めげず、くじけず生きていくにはどうしたらよいか?うん!!それはまさに人との出会い、そしてふれあいではないでしょうか?

 この年になっても、「えっ、こんな人もいるんだ。ちょっとそれは?」としばし立ち止まり考え、ひどい時には受ける衝撃に落ち込んだりするものです。

 しかし、思い出して下さい。小学校、中学校、高校、大学、社会に出ても、何を考えているのか分からない宇宙人みたいな子、人の気持ちは考えず世界は自分の為に回る子、いったい何が常識なのか?理解不可能な人、自分の中に閉じこもる人、どんどん自分をアピールする人、お話上手な人、不器用な人、何がおかしいのかよく笑う人、よく泣く人、よく怒る人、それぞれですよね。

 今でもですが、色々な人との関わりに悩んだり、惑わされたり、へとへとになったり・・・。でもいいんです。だって十人十色、色々な人がいてそれぞれに個性があって、それぞれが大切なたった一人。「いいじゃん。」そう思えるようになると、自分も人もちゃんとした人間として認めてあげれるようになってきたんです。そう思えるようになるには、かなりの年月を必要としましたが・・・。

 自分の歴史を振り返った時、あんな人もいたな、こんな人もいたな、多くの個性的な人に出会っていたからこそ、ここに至ったのではないでしょうか?長い目でみれば、過去の辛い出会いも生きていく力となるのではないでしょうか?だからこそ同じ思いの人、同じ考えの人に出会うと、元気100倍!嬉しくって、感激して、励まし合って、楽しい時間も増えるというものです。

 何だか、何を書いているんだか?何事にもおおらかにたくましく生きていける力を身につけていきたいという私自身の願望かもしれませんね。そして、未来を担う子供達へのエールかもしれませんね。強くなくてもいい、タフに自分らしく自分の頭で考え、自分の足で歩ける人になって欲しいです。

 いやはや、今日の若女将はいつになくナイーブでござんす。いいじゃないか、人間だもの。弱いところがあったって。相田みつをさんを思い出します。次回は笑顔の話題でお会いしましょう!ねっ!

 最後になりましたが、但馬牛、二頭生まれたそうです。今頃あの大きなおっぱいを飲んでいるのでしょうか?大儀!ご苦労でありました!

 

2007年3月8日 23:55

 今日は3月8日!・・・ということは、とても気になる日なのです。というのは、牧場公園の“牛”さんの出産予定日であるからです。だいたいの牛は予定通りの出産になるそうです。ということは、もう産まれた?今、いきんでる最中?今夜あたりかな?あの大きなお腹のお母さん牛の姿が浮かびます。

 今ちょっと牛について勉強しているのですが、やはり勉強するには師が必要なわけで、そこで出会いが待っていました。もうね、その師は何よりも牛を愛しているのです。牛はもう家族なのです。牛を撫でる手が優しい。牛を見つめる目が優しい。牛を語る口が優しい。但馬牛がどうして美味しいのか分かった気がしました。こうやって愛を一身に受けて育てられているから美味しいのです!

 やはりすべて愛でつながっているのですね。好きなことを語る、真剣な眼差しとても魅力的です。そういう魅力的な人に出会えたことに感謝しています。私も、このことを語らせると目の輝きが違うんよ〜といわれるくらい大好きな事みつけたいなあ。

 愛くるしい牛さんに会った後、「どうしよう、もう牛肉が食べれないかも!?」なんて言っていた私でしたが、ごめんなさい・・・。牧場公園の焼肉丼を美味しいね〜とぺろりとたいらげてしまいました。だって、美味しかったんですもの!牛さんありがとう。そして近いうちに赤ちゃんにも会いに行きたいと思います。

 今日は思いがけず春の雪。末は博士か大臣か?(またまた古すぎる?)の大学院生四人組。無事帰宅できましたかな?ゆっくり安全運転で帰ったかな?


 

2007年2月26日 19:29

 もう春ですね。春ですよ!松葉がにのシーズンも残すところあと1ケ月となりました。この冬は“カニスキ”でほっかほっかに温まろうって感じの日はわずかでしたが。さんきんにお越し頂いた皆様ありがとうございました。

 先週は“夢千代日記”大好きいやそれ以上、夢千代をこよなく愛するご夫婦がこのさんきんに連泊して下さり、夢千代を熱く語ってくれました。映像でみた湯村温泉の名場面を巡り、夢千代日記の世界を満喫されたそうです。日記の中のあの場面とご自分とを重ねて、にんまりされていた姿が思い浮かぶようです。

 実は私、ここだけの話ですが、「湯村温泉は夢千代日記に頼りすぎている、もう夢千代に頼っている場合ではない、新しい湯村温泉の何かを見出さなければならない。」と思っていました。
 しかし、このご夫婦のおかげで少し考えが変わりました。夢千代日記もいいじゃない!頼ったっていいじゃない!こうして何十年の時を経て、懐かしく湯村温泉を訪れてくれる素敵なご夫婦がいるんですもの!

 人は誰も、新しいもの、斬新なものに価値を見出し、素晴らしいと思ってしまいがちです。しかし、古き良きもの(古き悪しきものはもちろん抹消です!)は大切に未来に伝えていけたらいいなと思います。そしてなおかつ、新しい何かを見出せたらいいですね。

 

 話は変わりますが、浜坂の以命亭に行ってきました。

 “浜っこアート”といって新温泉町の児童生徒の作品が展示されているからです。

 その中に幼稚園の娘の絵が展示されてまして・・・。

 アートにふさわしく本当に素晴らしい作品ばかりでしたよ。

 小さい町は身近な人の作品が展示されて、芸術も身近にあっていいですよね。

 以命亭は格式のある旧家で、中を見学するだけでも趣があります。

 小学生は社会見学にも訪れる場所です。

 

 

 花粉とともにやってきた春。あ〜鼻が、あ〜目が〜!“HELP ME!”全国の花粉症の皆さん、花粉にめげず春を満喫しましょうね?!

 

2007年2月15日 22:05

 こんばんは。日本全国春一番が吹きましたね。すごい風で、何か飛んでしまったのではないか?と心配するほどでした。このまま春到来でしょうか?もう一度スキーに行きたい子供達です。

 今日は、湯村温泉のシンボル“荒湯”を掃除(皆で順番にしているんですよ)してきました。卵のかけらがいっぱい落ちてて、目地に入り込んじゃって、せっせこせっせことってきました。皆さんが訪れる荒湯ですもの、私達が使う荒湯ですもの、気持ち良くしなくてはね!

 掃除の間にも、「夢千代像はどこですか?」とか「卵は何分ぐらいゆでたらええんかな?」などなど話しかけられました。こんな時、どなたか案内人がいてくれたらいいですよね〜と思ったんです。そこで観光ボランティアの出番となるのです。これから“観光ボランティア養成講座”が開設されるようですので、湯村温泉をこよなく愛する皆様、あなたの出番です!観光ボランティアとなって湯村を案内してさしあげませんか?

 そして、写真を撮っている人をみかけると“お撮りしましょうか?”とついつい声をかけてしまうのです。職業病でしょうか?せっかく旅行にきたのに一人の写真は寂しいですよね。やっぱり皆で一緒に撮らなくちゃ〜。私も旅行に出かけたら、恥ずかしげなく“写真撮っていただけますか?”って言っちゃいます。おばさんが入ってる?やばいかな?

 先週は「若女将日記読んでるよ、これからも読むからな。」なんて笑って下さるお客様が多くいらして、その一言で今夜パソコンに向かっている私があります。ありがとうございます。

 昨日はバレンタインデーでした。娘達は我が家の男性陣にチョコを渡していました。大きいおじいちゃんに小さいおじいちゃん、それにパパ!「好きな男の子にあげないの?」の問いかけに、「いないも〜ん。」の返事・・・。胸躍らせてチョコを手渡す日はまだまだ遠いかしら?

 

2007年2月6日 22:26

 暦の上では春となりましたが、暦の上だけでなく春めいた毎日ですね。娘の迎えは桜の木の下なのですが、なんとなく芽がふくらんだような淡い桃色を帯びたようなそんな桜の木の下で、今日も楽しい幼稚園だったかな?と思いをはせながら娘を待っています。その間のお母さん達とのお喋りも日々の楽しみです。

 時として活字に飢え、どうしても何か読みたい!と思うことがあります。今回は<ありふれた愛・天童荒太>という小説で少し重たいものでしたが、精神も肉体も心も健全に保たれて生きていくのはなんて難しいのだろう。こうして日々家庭を思い、旅館で若女将としてお仕事をし、趣味の時間を費やすことができる、穏やかな生活を送れることをありがたく思います。本は色々なことに気付かせてくれ、教えてくれ、考えさせてくれ、心を豊かにしてくれますね。

 堅い話はここまでで、私の大・大好きな絵本を紹介します。写真をご覧下さいね。

 

 <あらしのよるに>のシリーズです。

 子供が私のために図書館から借りてきてくれたのがきっかけで、本当に素晴らしい絵本です。

 シリーズを読みきってないとお話をしていたところ、M先生に快く貸していただきました。

 その日は大変で宿題もそこそこに、親子で絵本タイムです。

 静寂な時間が流れました。

 読んだ後で、優しい気持ちになれる、胸のあたりが、ほっと、温かくなったそんな絵本です。

 子供達も言葉にこそしませんでしたが、う〜んと笑ってました。

 あの満足気な笑顔、きっと何か大切なものを心に刻んだと、母は信じていますよ。

 

 

 もう一冊。<おれはティラノサウルだ>のティラノサウルスシリーズです。

 これは年上ながら真美さんと呼ばせていただいている大好きな方の紹介で出会いました。

 初めて読んだ時は皆と一緒だったのですが、涙が出て困ってしまいました。

 丁度子育て真っ最中だったのでなおさら感銘をうけたのだと思います。

 もう、私が感想を述べるより是非皆さんに読んで頂きたい!

 絵本って子供達の為だけにあるのではないんですよ。純粋な子供の時の気持ちを思い出しましょう。

 忘れかけていたものが見えてくるかもしれません。そしてまずは、楽しむことから始めましょう!

 絵本は私達に優しく語りかけてくれますから。

 そして私も絵本のように、優しく人を包み込むようなそんなおおらかな人になりたいです。

 

 週末は“湯村灯火の景”です。天気予報に雪だるまは登場するかしら?どこかしら、私達ゆむらなでしこの作ったアロマキャンドルが、灯火として湯村を温かな光で包んでくれると思います。

 


 

2007年1月29日 18:00

 “なんちゃって若女将さんだ!”さんきんのロビーに入られてのお客様の第一声です。このさんきんのホームページの若女将日記のみならず、若女将会のブログ“なんてったって若女将”までもご愛読いただきましてありがとうございます。その一声が本当に励みになります。

 さてさて今年の冬は本当に暖かく、地球温暖化を考えずにはいられない私なのであります。地球の未来、日本の未来、私達の未来はどうなるのでしょう?やはり親としては、子供達が良い環境で育って欲しいと願うばかりです。

 ということでまず自分の生活を見つめ直し、出来ること、小さなことから始めよう!と思っています。そこで今実行していること。ゴミの分別、今までポイと捨てていたものを細かく分けてます。入浴時のシャワー出しっぱなし・・・これも温度が上がるらしいし、綺麗なお湯がもったいないので止めてます。暖房の設定温度下げました。こまめにスイッチも切ってます。もちろんフィルターの掃除もこまめにね。車は寒くてもアイドリング控えてます。

 家ではこんなところですが、若女将の会ではエコ活動として、廃油を利用したアロマキャンドルの作成、割り箸リサイクルも実践中です。まずは、小さな一歩からはじめませんか?そして、元気な地球になってもらわないと。

 今週末は“心をこめたおもてなし”をチェックインからチェックアウトまで意識して接客させていただきました。結果は?どうだったでしょう?お客様〜?

 

2007年1月18日 18:12

 こんばんは。今年の私のテーマは何にしようかな?と活字を見る度にその文字の持つ意味を考えながらう〜んと迷っています。“飛躍の年”の躍?“からを破る”の破(ちと変?)?“いつでも笑みを”の笑?“優しい心”の優?ふと、おなじみのお客様から頂いた『心のふれあいを感じたくて、またさんきんに訪れるのかもしれませんね。』というお便りを思い出し、うん、これだ!これに決めた!ありきたりだけれど、目には見えないとても大切なもの“心”です。
 今年の私のテーマ“心”何事にも心を込めて。お客様のおもてなしにも、家族にも。心のふれあう世の中になって、痛ましい事件がおこりませんように。一つでも少なくなりますように。心を込めて願うばかりです。


 ゆむらなでしこのブログ“なんてったって若女将”では紹介させて頂いたのですが、手作り工房野田屋さんで編み物を教えてもらっています。はまってしまうとやめられない!熱しやすい私は、毎晩夜なべ?の甲斐がありまして、娘のマフラーが完成しました。目のそろっていないのは手作りのご愛嬌ということで・・・。娘の可愛いという言葉にかなり満足している私です。只今二作目にとりかかり中です。


 野田屋さんには、手作りの思わず可愛いと叫びたくなるような品々がたくさんあります。そして、依子さんが親切丁寧に教えてくれますので、何か作りたいなあなんて思われている方は是非のぞいてみてくださいね。作品が完成したときの充実感はなかなかいいものですよ。思い立ったら吉日!私は今夜もせっせと夜なべ。もちろん心を込めて!

 

 PS.前回の日記に登場した可愛いお姉さんから、三人の娘達一人一人に写真とお手紙が届きました。娘達もニコニコです。ありがとう。

 

 

2007年1月10日 20:48

 明けましておめでとうございます。気が付けば新年を迎え、すでに過ぎること10日・・・。ありがたいことに、年末年始たくさんのお客様をお迎えすることができました。毎度のおなじみさん、初めてのお客様、数ある旅館の中からさんきんを選んでいただきありがとうございました!
 本当に目の回るような毎日で、根っから怠け者の私は、ゆっくりした〜い!ごろごろした〜い!新年会した〜い!と叫びたい毎日でありました。全国のサービス業に携わっている皆様、本当にお疲れ様でした。ちょっぴり遅めのお正月しましょうね。そして、今年もまた笑顔でお客様をお迎えしましょう。
 お客様といえば、我が家の娘達。我が家の娘達の入浴時間は、お客様のお食事中と決まっておりまして、それは見事に温泉の空き時間を狙って入浴するのです。しかし年末年始、やはりお客様とご一緒の機会がありました。どこからか聞こえてくる賑やかな声!それも聞き覚えがあるぞ?可愛いお姉さんととっても楽しい温泉タイムだったそうです。何と朝も温泉に入る約束までして。もちろん時間も決めてですよ。まるでお客様のように朝風呂を堪能した娘達でした。お見送りの際にはお手紙を渡し、さんきんをバックに皆で記念写真まで撮ってもらいました。
 旅館の子供は皆同じだと思いますが、皆が休みの時になかなかお出かけはできないのです。こうしてお姉さんと心温まる楽しい時間が持てたことをとても嬉しく思います。楽しい時間を娘達にありがとう。そして、今度はお姉さんがお母さんとなって、子供と一緒にまたいらしてくれると信じています。だって娘達と約束してくれてたから。
 お客様より頂いたメッセージ入りの年賀状、とても心が温まります。励みになります。ありがとうございます。ほんの少し手書きメッセージがあるとすごく嬉しい気分になるのは、私だけでしょうか?とにもかくにも、皆様にとって幸多き一年となりますよう湯村より願っています。もちろん私にとっても!

 

 

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