2007年12月31日 23:58

 こんばんは。ついにあと数分で本年も終わろうとしています。さんきんにいらして下さいました皆さん、ありがとうございました。若女将日記を読んで下さるみなさんありがとうございました。

 どうぞ皆さんに幸多い新年となりますよう、雪の降る湯村より願っています。そして、来る年も今年もさんきんと若女将である私もよろしくおねがいします。

 

2007年12月13日 23:12

 しとしとと雨が降っています。私思うに湯村の雨は雨粒が大きいように感じるのですが、気のせいでしょうか?理科科学はかなり得意ではないので、追求はやめておきます。

 最近とても忙しく、どうして一日は24時間しかないのだろう?と思う毎日です。でもでも、大切なお客様が次々に訪れてくれる今月です。毎年お友達と来てくださるDさん、今回は大切なご家族といらしてくれました。噂の可愛いお孫さん達と。「若女将のポスターうちの駅に貼ってあるで〜。」なんて嬉しいお言葉も。そして、息子さんからの心に残った言葉“父が毎年やってくる理由が分かるような気がします”なあんて。

 毎年行きたくなる旅館、なんていい響き!ありがとうございます。D家の皆様に幸多かれと願っています。新年には、いつものメンバーでまたいらしてくださるとのこと。わいわいがやがや楽しみにしていますね。

 また、夫婦旅行でも社員旅行でも来ていただいた、私がお慕いしている素敵なO様御夫婦も2年ぶりにいらしてくれました。とてもバイタリティーあふれて、いるだけでその場が華やかになるような方です。「やっぱり、カニはさんきんさんよね。」なんて嬉しいお言葉も。

 また高校時代からの友人が、誕生日と結婚記念日のお祝いの場にさんきんを選んで訪れてくれました。若かりし頃を知っているだけに会えるだけでも嬉しい夫婦です。その夫婦がね、「あ〜幸せ、おおゆり(本名は小百合でですが、私がでかい為この夫婦に限りそう呼ばれています)、人を幸せな気持ちにする仕事をしとんじゃな〜。」と何気に言ってくれたんです。

 そんなこと考えたことなかったので、気恥ずかしいような新しい発見というか、慌しい中で流されそうな自分に一筋の光というか、とても心に残っています。何だかとても素晴らしい仕事に携わっているのかな?なんて。友達夫婦がくれた言葉のプレゼント!大切にしたいと思います。ありがとう。私達夫婦はこのS夫婦が大好きです。春休みには、岡山でランチをしながらの再会を楽しみににしています。

 またまた、その日は突然に訪れました。リーダーの男性一人に女性四人の、歌碑の前で歌を歌う会のみなさんです。それがね、お部屋にご案内するとすぐに、「娘さんの読みましたよ。涙が出ましたよ。」なんて。日記を読んでくれていていたんです。娘のことを書いた時がありましたよね。とても感動してくださり、見たこともない娘達のためにお土産まで持ってきてくださったのです。なんだか申し訳ないような、でも同じように感じて会いにきて下さる方がいるなんて・・・。本当に感激です。

 こんな大切な方とお会いすることができました。いつもこうなんですよね。辛かったり、なげやりになったり、そんな時温かいお客様がいらして、私は励まされるのです。私って自分が思っていた以上に弱い人間でした。そして、やはり人の優しさやぬくもりをとても必要としているんですね。だから人は触れ合いながら共に生きていくのでしょうね。どうしたって、私は一人きりでは生きていくのは不可能です。きっと誰もが。

 寒い冬ですから、せめて心だけでも温かくいたいものですね。私に元気をくれた皆さんどうもありがとうございます。あっ、私のことかも!と思っておられるあなたのおかげです。年末年始、くじけそうなほど忙しくなります。でもでも、今日の気持ちを忘れないよう、お客様をお迎えできたら、いやいやお迎えしようと思う今夜です。

 

2007年12月5日 23:16

 こんばんは。12月になってしまいました。あ〜もう、今年も終わろうとしています。一年って本当に早いものです。あ〜今年はどんな年だったのだろう?と感慨にふけっている時ではありません。カニが待っています。お客様が待っています。

 時間に追われ、心にゆとりがなくなっているように思う近頃です。なんとかせないかん!(宮崎県知事のごとく)愚痴っぽくなりそうなそんな時、そうだ!さんきんのフロント、クリスマスバージョンを見てもらいましょう!

      

 今年はフロントガラスに、我が家の娘達が選んだクリスマスの景色がお客様をお迎えしています。レイアウトももちろん子供達が。子供達の描く温かな優しいそして楽しみなクリスマスの風景です。この景色のようにホワイトクリスマスになるかな?ここのところ、よくあられ?ひょう?が降ってますが!来年の企画は大きなもみの木!クリスマスツリーです!今年のクリスマスもまだというのに、鬼に笑われますね。

 昨夜はインターネットの達人、そして私のつたない若女将日記を読んでさんきんにきて頂いた、貴重で素敵なお客様をお迎えすることができました。まるでここのところ日記を書いていない私を励ましてくれるかのように。そして今夜パソコンに向かっている私がいるのです。偉大なりお客様パワー!

 そしてその方はすでに、この旅行をブログにアップされておられます。恥ずかしながら、私もご一緒させていただいた写真に登場させていただいてます。さすが出来る男は仕事が速いです。世界を飛び回るご多忙な中、毎日ブログを書かれています。本当に頭が下がる思いです。今後は私も拝見させていただきますね。

 皆さんも何かと慌しい年の瀬ですが、急がず慌てず自分を労わりながら過ごしていきましょうね。

 


 

2007年11月15日 22:56

 こんばんは。気が付けば11月になってはや半月・・・。そうなんです。つ、つ、ついに松葉がに漁が解禁になりました!!!そうです。今年もさんきんの季節となりました。

 11月6日の松葉がに解禁の当日は、セリ歴40年のおじいちゃんと主人とが浜坂港に行ってまいりました。そして、買ってまいりました。午後からセリに出かけ、帰ってきたのが3時前。松葉がに君、さあさあいらっしゃい!ようこそさんきんへ!

 今年も早速、解禁当日に“かに会席”のお客様がいらっしゃいました。さあさあこの松葉がに君をどう成敗していくか!さんきんの厨房はてんてこ舞いです。調理場に並ぶ松葉がに、大鍋で茹でられる松葉がに、そうこのカニのにおい、厨房にいきわたり、まさにさんきんの冬のにおいです。

 

 会席の松葉がにを大鍋で茹で、焼ガニの準備をし、蒸しのカニの身を取り出し、天ぷらの用意をすると・・・出来てきました、出来てきました、よっ、さんきんのかに会席。初日のお客様はお仕事の男性でしたが、「美味い、美味い、仕事しにきてよかったわ〜。」なんて嬉しいお言葉をいただきました。そういえばビールもお酒もすすんでましたね。

 

 

 今年の初ゼリは例年に比べ少し少ないような、少しお高いような・・・。そんな時こそおじいちゃんの腕のみせどころ!セリ歴40年のキャリアでさんきんに美味しい松葉がにを連れて帰ってくれるでしょう。ねっ、おじいちゃん!

 

 

 次に話は少々、いや大々的に変わりますが、年金です!私は怒っているのです。ほとほとあきれているのです。私は独身時代1つの企業でのみ勤務し、結婚退職し今に至っているという簡単なわけですから、まさか間違いはないだろうと思っていました。まあ、こんなに問題になっているのだから問い合わせしてみるかと記録を取り寄せてびっくり仰天です。

 ない、ない、ない!働いていた時の厚生年金がまるまるない!電話をしてもらちがあかず、近くの社会保険事務所に行ってくれの一点張り。大切な年金ですから行ってきました。ガソリンも高騰している中で片道一時間かけてね。

 行ってみると担当者、「あ〜抜けてますね。旧姓なのでわからなかったんでしょう。」だって・・・。おもいっきり他人事です。「え〜!私みたいな方いらっしゃるんじゃないですか?」の問いに一言「はい多いですよ。」・・・。もう怒り爆発です。私達が老後のためにとせっせと納めてきた大切なお金を何だと思っているのでしょうか?

 国民のためにと一生懸命お仕事されている方も多くいらっしやると思います。しかし、私に応対された数人の心無い態度は、怒りや不安を一層つのらせるものであり、きっと同じように感じておられる方も多いと思います。

 社保庁のみならず、国民の大切なお金に携わっている方々はもっと意識改革し、レベルの高いお仕事をしていただきたいと希望します。忘れないでいただきたい!あなた方の給料は私達の税金から支払われていることを。

 是非若い皆さんも問い合わせすることをおすすめします。誰だっておだやかな老後を迎えたいですよね。

 

今夜の締めはやはりこれでしょう。

 

 

美味しい日本海の幸松葉がに、是非さんきんに召し上がりにいらして下さいね!

 

 

週末から寒くなるそうです。お風邪など召されませんように〜。

 


 

2007年10月26日 22:18

 

 

 先日、あまりにも気持ち良かったので、行きつけの(カフェと言いたいところですが・・・)図書館をカシャ!撮っちゃいました。

 

 私と子供が足しげく通っている加藤文太郎図書館です。

 

 子供は児童書を、私は今はまっている“重松清”さん(完全読破の予定)の作品を選び出し、選んだ後にソファーに座り雑誌をパラパラとめくる、この優雅な時間がお気に入りです。

 

 テーブルの上にコーヒーがあれば、なおさらいいのになあと思いながら。

 

 そしてもう一枚は周辺のほのぼのした田舎風景です。

 

 のどかでしょ〜!

 

 思わず深呼吸。は〜ふ〜

 

 マイナスイオンが体の中にしみこむ行き渡る。自然の恵みをありがとう。

 

 

 今週はお客様が少なめで、そんな時はお客様のご要望に応じて、貸切風呂にさせていただきました。それはそれはとても喜んで頂けました。そんな時、小さくてもいい、家族で入れるお風呂があったらなあとつくづく思うのであります。ごめんなさいね、これからのカニの時期は難しいと思います。

 最近、少し、いやかなり感動家になってまして、三年生の子供達に感動してしまいました。それは春、総合の授業で植えた梨を先日収穫に行った後で、梨園のみなさん(今年はお友達のおとうさんにお世話になりました)に書いたお礼文です。

 その中にお礼の言葉とともに、多くの子供達が書いている言葉「梨をお仏壇にお供えしました。」あ〜私より大人だ。きっと毎日しているからこそ出来るんですよね。おじいちゃん、おばあちゃん、お父さん、お母さんみんなから、ご先祖様を大切にする心が伝わっているんですよね。きっとこんな子供達がお年寄りを大切にできるんでしょうね。温かい心は地球を救う!心も温泉!温泉小学生バンザイ!

 そうそう、お年寄りといえば、岡山に曾ばあちゃんがいます。そのおばあちゃんがね、随分前にドクタースランプあられちゃん(若い人は知らないだろうなあ)のしかも瓶の貯金箱に、1円玉と5円玉とを私の為に貯金してくれてたんです。何を思いついたのか、私、あけてみたんです。一枚一枚数えてみたんです。

 最初はね、なんで1円玉?おばあちゃんせめて10円いや100円でしょう・・・と思ったのですが、1枚2枚・・10枚・・100枚と数えていくうちに、決して豊かではなかったおばあちやんが、お財布に残った1円5円を私を思いながらためている姿が浮かんでくるんですよね。何だか切なくなってきちゃって・・・。おばあちゃんありがとね。もう1円玉が1円以上の価値を持ったものとなって私の心を温かくしてくれるのです。お金の価値って変わるんだなあとまたまた感激です。

 お金といえば防衛省!もう金銭感覚が麻痺してますね。でもでも、ほっとけない!忘れてしまっては困るんです!私達の税金なんですから!頼みますよ!価値あるお金の使い方して下さいよ。

 もとにもどって、数えました1円220枚、5円64枚。両替してお守りにしようかなあと思っているところです。おばあちゃんありがとね。そんなおばあちゃんが入院したそうです。春に岡山行ったら、曾孫も一緒に会いに行くからね。元気で待っててね。

 最後になりましたが、11月6日松葉蟹解禁です!美味しい日本海の幸召し上がれ!

 

2007年10月16日 23:00

 今日は、この子のことを聞いてもらいたい!と思ってパソコンにむかっています。今日のことです。一年生の娘が帰ってくるなり、抱きついてきました。

 「どうしたの?」・・・なかなか口を開きません。「話して。」・・・「友達から怖い話を聞いたの」・・・「話してみて。」・・・「怖い。」・・・ずっと抱きついています。

 しばらくしてやっと発した一言は、「ママは私のことどう思ってる?」でした。どうしたんだろう?私の頭の中で思考回路ぐるぐる。「あなたはママがどう思っていると思う?」と聞くと、「私が質問したんだからママが答えて!」

 まだ抱きついたままの娘に、「大好きだよ。パパとママの宝物だよ。」と語りかけました。娘はぎゅっと、きつく抱きつきます。そして、「あのな、お母さんがな(かなりためらって)・・・子供を橋から落としたんだって・・・。」

 あの秋田の事件だとピンときました。わたしは娘をぎゅっと抱きしめて、「お母さんはな、世界中のお母さんはな、みんな子供のことが大好きなんよ。なのに、どうしてこんな悲しいことしちゃったんだろうね・・・。きっとこのお母さんも子供もとても悲しかっただろうね。でもな、世界中のお母さんは子供を守るよ。ママも何があってもあなたを守るよ!だって大好きだもん!」

 小さくて温かい娘の体が震えています。抱きしめた娘の顔に涙がつたっています。私はいとおしくていとおしくてたまりませんでした。きっと娘はお母さんが子供を突き落とす、命を絶つということが信じられず、だから今までのどんなお化けよりも、どんな恐怖よりも怖かったのでしょう。しかし、それは当たり前のことでとても大切なことです。

 私は娘がいっそういとおしくなり、愛くるしくもあり、いじらしくもあり、素直に優しい心で成長してくれていることに感激すると共に、こんな心豊かな気持ちにしてくれた。そう、あなたの母になれたことに感謝しています。こんな経験は誰にもあると思いますし、またして欲しいと思います。少なからずとも、親が子を、子が親をなんて悲しい事件は少なくなる気がします。

 人は忘れられない時間を持っていると思います。その大切な心の思い出が多ければ多いほど、悲しみを乗り越え、強く生きようと思う力も大きくなるような気がします。けれども、子育ても仕事も学校も、生きることは楽しいことばかりではありません。
 自分自身を振り返ってみても、何度悩み、考え、苦しみ、打ちのめされ涙したことか・・・。でもでも、だからこそ辛い苦しい時期を乗り越えたからこそ、こんな喜びの瞬間を、感動を大切に思えるのだと思います。そして、心に刻んでいきたいと強く思います。

 なんだか気持ちが高揚して。そうそう、だからさんきんはみんなを応援する、特に子育て中のお父さんお母さんを応援する宿なのです。さんきんに来てくれるお客さんに、少しでも温かい気持ちになってもらえたら、今日の私みたいな優しい気持ちになってもらえたら、なんて思います。

 さあ、明日も笑顔で、お客さんをお迎えしなくっちゃあ。“いつも心に家族の笑顔”家族で見たドラマで言ってました。我が家の家訓“一日一回大笑い”に加えようかな〜!

 

2007年10月12日 18:43

 お客様をお見送りに出て、ふと空を見上げると青い空、高い空、秋の空、思わず“う〜ん”と伸びをしてしまいました。そして大きく息を吸い込むと・・・懐かしいにおい。香りというよりは、懐かしい思い出の場面とともに甦えってくるあの感じ。私の五感をよびさましたのは、キンモクセイのにおいでした。

 小学生の頃、帰り道の呼び鈴を鳴らして走って逃げた・・・。あの時もキンモクセイのにおいが。秋になって段々と日が短くなってきて、遊びに行っての帰り道にもあのキンモクセイのにおいが。まだ土曜日が半ドンだった頃、お腹をすかして帰ったあの道にもキンモクセイのにおいが。キンモクセイのにおいと共に、おてんばだった子供の頃の思い出が次々と思い出されて、思わず笑ってしまいました。だからかどうだか分かりませんが、私はこの時期のこのにおい、キンモクセイのにおいが大好きです。

 そんな思いをはせながら、娘達の小学校の参観日に行ってきました。そしてその後、塾“懐”の講師高森先生の講演がありました。以前にも、三女が赤ちゃんの頃講演を聞いて、こんな素晴らしい人がこんなに近くにいることに感激したものです。それから数年、また講演を聞けるなんて!参観日がメインやら?講演がメインやら?しかし、まさに期待を裏切らない心温まる感動の二時間でした。

 まさに“命”がテーマでした。何からどう話したらいいのか?難しいですね〜。まずその中で、ベトナム戦争の枯葉剤で多くの命が失われ、今もなお苦しんでいるという事実。奇形の赤ちゃんをホルマリンで漬けて保存している病院があります。本当に目をそらしたくなる光景です。どうしてこんなことに・・・。人間のしたことに怒りを覚えます。そして、元気な体で生きている自分に、命のあることに感謝します。

 私は、やはり戦争の悲惨さは隠ぺいするのではなく、誰もが知るべき、知らせるべきだと思います。戦争中だけでなく、その後も心の傷、体の傷は癒えないと。そして、罪のない人の命が失われることはあってはならないと思います。

 高森先生は塾の生徒達を連れて、このようなベトナム、ミャンマー、モンゴルなどなど旅にでかけます。旅は地球は教科書だとおっしゃいます。自らを見つめ、また自分の無力さに気付かされ、しかしこんな自分でも人の役に立つ。貧しくても強く生きている人に勇気をもらい、自分がどんなに恵まれた環境にいるのか考えさせられる。だからこそ、ひとまわり大きくなって、自分のあるべき姿、歩むべき道を見つけられるのではないでしょうか。

 ベトナムの少女が、まさに蛍の光、屋台の下の薄明かりで夜も遅くに勉強していたらしいのです。少女に「なぜ勉強するの?」と尋ねると、それが思いもよらない素敵な返事でした。なんと答えたと思いますか?

 「夢をつかむため!」

 素敵ですね。きっとすぐに答えられる子供は、いえ大人もなかなかいないのではないでしょうか。その夜娘にも質問してみました。娘は「う〜ん・・・?生きるため?」・・・「そうなんだ。答えは娘達にみつけてもらわないとね!」

 パソコンに向かっていると、またキンモクセイのにおい、秋のにおいが映像となって思い出されました。娘達も大人になった時、キンモクセイのにおいで秋を、子供の頃を思い出すのだろうか?DSのピコピコという音だけが残ったら寂しい思い出になってしまう・・・。
 人は傷付くことで、また遠回りをすることで、見えなかったものが見えてくるそうです。大切なものは、容易にみえるものではありませんよね。大切なものが見えてきた時、自分を大切にでき、人も大切にでき、すなわち、命を大切にできるのではないでしょうか。

 わ〜、話が飛びまくってますね〜。折角の講演が伝えられなくて心もどかしいです。一度、筆をおきたいと思います。(おいおい、筆持ってないでしょうが・・・。)

 最後に、私も娘達に、最短距離の生き方を、苦労の少ない生き方を望んできたように思います。これは今の時代の方には多い傾向だと思います。でも、どうしようもなく傷付いたり、寄り道したり、涙したり、遠回りしたっていいじゃないか、人間だもの。の精神で、おおらかに娘達を見守れたらと思っています。そして私自身も。出来るかな?出来たらいいな!


 

2007年9月27日 23:50

 こんばんは。暑いですね。“暑さ寒さも彼岸まで”を信じて、実りの秋!読書の秋!スポーツの秋!食欲の秋!を迎えましょう。

 お客様には夜の散歩をお勧めしながら、なんと気が付けばいつから行ってないでしょう?行かなくっちゃ!夜の散歩に。早速、夜の荒湯に子供達と散歩に行ってきました。

 やはり夜の風はさすがに9月。涼しくて、心地よく、足湯に足をつけてソフトクリームなんて食べちゃいました。気分はまるで観光客。足湯が思った以上に熱いのに少しびっくりしましたが、冷たい水とかわりばんこで気持ちよか〜。そういえば昔、我が家の三人の娘達、三人ともすってんころりん・・・びしょびしょになったな〜と懐かしく思い出したりして。今はもうはまらない・・・?大きくなりました。

 たまにはいいですね。夜の散歩。手形に手を合わせてみたり、夢文字の色の変化を眺めたり、ライトアップされた橋をわたってみたり。そうだ次回は下駄を履いて行こう、中秋の名月にと思っていたのですが、あらららら・・・。子供はもう眠りにつき、そっと一人洗濯物を干しながら、ベランダから満月に見入ったのです。と、キュルルルル〜。まさに花より団子!暑い日はビールが美味しくて困ります・・・。

 その夜の荒湯の風景です。

 

 

2007年9月18日 18:55

 こんばんは。涼しくなったと思っていたら、なんとここ数日残暑厳しい毎日です。私も季節はずれの“あせも”ができちゃいました。みなさんもどうぞ無理なさらずお過ごし下さい。

 週末に元気のいいカップルがいらっしゃってね〜。本当に勢いがあるというか元気なんです。そしてお話をしているうちに、その方のお姉さんと私の名前がなんと同じだったのです。それからというもの意気投合しまして、お料理をお持ちする度、飲み放題のお飲み物をお持ちする度、“姉ちゃん”“けんちゃん”とまるで弟夫婦が遊びに来てくれたみたいです。

 なんと、けんちゃん達はお付き合い7年目の記念旅行に、さんきんに来てくれたのです!そんな大切な記念日に、このさんきんを選んでくれて本当にありがとう。そして、次回はお二人の結婚報告に必ずや来てくれると約束してくれました。

 また翌日には、本当にいい顔してる!お仕事プライベートが充実しているのだろうなと思われる女性がいらっしゃいました。まさにキラキラしてるって感じです。渡辺美術館に行かれるそうで、絵画を鑑賞して論文を書かれるそうです。素敵ですよね〜。これからも益々のご活躍を応援しています。全国にお仕事で行かれているそうですが、湯村温泉はとてもお気に入りだそうです。いつでもお待ちしています。

 嬉しいですね。大切な記念日をさんきんで過ごしてくれて。思い出しました。結婚しました!と再び会いに来てくれたあの二人。赤ちゃんができました!と大きなお腹を大切そうに撫でる新米パパママ。元気な赤ちゃんが生まれました!と新しい家族と訪れてくれたあの御夫婦。お仕事で来られて、また家内も連れて来てやりたいです、と次回には奥様といらして下さった、優しい旦那様。

 こんな素敵な気持ち、優しい景色にめぐり会えて、温かい時間を共に過ごすことができるととても嬉しくなります。そして、もっともっと人と出会い触れ合っていけたらと思います。やっぱり私は皆さんに元気をもらいながら、心に栄養をもらいながら、日々過ごしているのだな〜と思います。いつも心に感動を、そして笑顔で過ごせたらな〜と思っています。しかし・・・。眉間の皺が気になるのは何故かしら?

 

2007年9月7日 18:13

 ついに9月。新学期も始まりました。眠いな〜暑いな〜だるいな〜と思いながらも、新生活に軌道修正している毎日ではないでしょうか?私はというと、夏休みも終わり少し落ち着いた旅館に、少しゆっくりした時間を過ごさせて頂いています。

 一年生の娘が、夏休みの間家で育てていた朝顔を学校に持っていってきました。暑い夏、あのぎらぎらの日差しの中でよくぞ咲いてくれました!ごめんね、お水をあげるの忘れたこともあったけど、今はちゃんと実を結びしっかりと種を抱いています。

 花が人生に例えられることはよくありますが、負けない健気さ、花の色の可憐さ、最後に実を結ぶ生の力強さ、子供のプランターの朝顔に毎日色々な思いをはせました。子供だった頃、何を思いお水をあげていたのでしょうか?そして、今子供達は?何かを思い感じてくれていることでしょう。

 この朝顔の種は来年の新一年に、今の一年生から、小学校に早く来てね、待ってるよ!の気持ちを込めてプレゼントされます。ずっとずっと受け継がれていくのですね。

 読書の秋、スポーツの秋、食欲の秋、まさに実りの秋!子供達にも私にも、そして皆様にも実り多き秋となりますように!今月は連休も盛りだくさんです。旅行の秋なんてどうでしょう?さんきんでお待ちしています。

 


 

2007年8月26日 22:38

 残暑お見舞い申し上げます。今年は暑い夏となりましたね。皆様体調はいかがですが?無理をなさらず、ぼちぼちと、ほどほどの頑張りをして下さいね。

 さて、夏休みの間、多くの方にさんきんを訪れて頂き、感謝しています。ありがとうございました。

 ご家族と、お友達と、ご夫婦と、これから御夫婦になられる方と、2007夏の思い出は忘れられないものとなったでしょうか?さんきんは思い出作りのお手伝い、させていただけましたか?お子様のキラキラした笑顔、“美味しかったです”のお言葉、お客様一人一人の笑顔を励みにこれからもお客様をお迎えしたいと思っています。

 湯村は朝夕は涼しさが感じられるようになってきました。けれども日中はまだまだ暑い日々が続きそうです。どうぞ、お体いたわってあげてくださいね。

 ところで、8月15日は終戦記念日でした。何故だか、今年は戦争に関する悲しい話を、メディアから、文章から、声から触れることが多くありました。私は戦争を知りません。ただ、このような悲しみや苦しみは二度とあってはならない!ということだけを感じています。

 そして、世界中で唯一の被爆国である日本人である私達は、もっと世界に平和を訴える義務があると確信しています。くしくも私は、結婚をして姓が鐘谷に変わりました。平和の鐘の鐘です。平和の鐘鳴らせたらいいですね。平和な世界を心から祈り願っています。

 最後に、あとわずとなった夏休み。大切に過ごしていけたらと思っています。我が家の夏休みのめあての一つ。“一日一回大笑い”実行できているかな?

 

2007年8月03日 13:04

 只今、湯村地方強風発生中!太陽はさんさんと、蝉時雨も聞こえてくるのですが、まあ風風風です。先日写真にも載せた娘の朝顔が倒れ、その他もろもろの鉢も倒れ、庭仕事をし一汗かいたというあんばいです。

 

 さて、夏休みといえばラジオ体操がありますね。眠い目をこすって子供達は毎朝精を出しています。はてさて、ラジオ体操というのですから、もちろんラジオから聞こえてくるあの全国をラジオ体操をして行脚している体操のおじさん?いやお兄さん?の元気な声とともに始まるのが当たり前と思っていました。

 

 が、なんと、ここ湯村は電波が届かないんですね〜。で、ラジオではなくてカセットに録音された音楽でラジオ体操をするのです。

 

 

 いやはや、所変わればとはいいますが、驚きました。きっとうちもそうだとうなずいておられる方もいらっしゃることでしょう。そしてラジオ体操はお盆だけ休みで、夏休みいっぱいあるんですよ。

 たまには朝寝さしてあげたいな〜とも思ったりもして。でも、早寝早起き朝ごはんが実行できていいかもね。とか何とか思いつつもう8月になりました。頼むぞ〜宿題だけは早目にしてくれよ〜!

 


 

2007年7月25日 6:45

 天狗祭りと共に、夏休み到来!やって来ました!何故だか嬉しい!絶対楽しみ!このわくわくをもう一度、私も経験したいな〜。仕事を気にせず、夕ご飯の支度を気にせず、時間を気にせず、暗くなるまで汗をかいて遊びたい!私の脳裏に懐かしい記憶が、アスファルトに立ち昇る陽炎のように、まどろんだ時間へといざなっていきます。

 

 

 

 夏休み、読書だけは毎日少しでもして欲しいなあと図書館に行きました。すると娘が、「ママに読んでもらおうと思って。ママもきっと好きな本だと思うよ。」と借りた本。
   やさしいあくま。
     痛みを知らない子供たちへ
     痛みをおそれない子供たちへ
     痛みを持てない子供たちへ
     いたみと死といのちとやさしさを。

が作者の伝えたい思いでした。

 

 

 この本を選んだ娘、この本を私も好きだと思うと言ってくれた娘。少なくとも私達の間には同じ気持ち、同じ思いが育まれているのだなあと優しい気持ちになりました。夏休み早々、子供ではなく、母である私の方が子供から学んだ事でした。

 

 

 

 

 夏休みに入りお子様連れのお客様も増えました。“今日は海水浴に行ってきます”と嬉しそうな家族の笑顔。この笑顔をさんきんから沢山送り出せますように!きっと今日は海日和!

 

2007年7月12日 20:04

 太陽が恋しい!!あのキラキラと輝く夏の空、夏の空気、夏のきらめきが待ち遠しくて仕方ない、夏女の私です。この夏も温泉小学校は工事中で、娘達は運動場もプールも使えず、溢れるエネルギーを持て余しているようです。そんな娘達を広い海で思う存分遊ばしてあげたいあげた〜い母なのです。

 またしても母の悩みなのですが、この梅雨の時期、洗濯物がなかなか乾かなくて・・・。頭を痛めています。なんと山陰に住んでいながら乾燥機をもってないんです。今の洗濯機もスイート10を迎えていますし、なにやら怪しい音がときおり聞こえたりして・・・。ついに買い替えか?次回こそ憧れのドラム式?もちろん乾燥機つき?と一人でにやけたりして。

 先日、観光協会の方々とゆむらなでしこも東京キャンペーンにいざ出陣!ブログからもそのキャンペーンの様子が、湯村温泉を一生懸命アピールしてくれている様子がみられますね。私は今回は不参加だったのですが、忙しい中ゆむらなでしこのみんなが、一生懸命湯村のために活動をしてくれて、本当に心強いというか、頼りになるというか、素晴らしいというか、ありがとう。

 

 割り箸リサイクルも、旅館だけでなく地域の皆さんにも協力して頂いて、もっともっと地球に優しいこと、エコ活動していきたいと思っています。

 

 

 皆さん協力よろしくお願いします。温泉小学校にも快く承知していただけたし!こんな私達の小さな活動に、無償で協力支援して下さるヤマト運輸さんと鳳凰さん、本当にありがとうございます。

 

 

 (子供たち&校長先生にお願いするなでしこを撮っちゃいました)

 

 

 21日は湯村の夏の風物詩、天狗祭りがあります。色々な夜店が湯村温泉を賑やかにします。

さんきんはあと1部屋空いていたかな?浴衣に下駄にうちわを持って、さあ夏祭りに繰り出しましょう!

 

 

 

 

 

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